未だに世論は消費者金融に対して厳しいイメージを持っている

世間のイメージというのは勝手なものも多いですし、間違ったものも多いのですべてが正解であるとはいえないものです。例えば政治家に関するスキャンダルなどもマスコミがおもしろおかしく騒ぎ立てて、世論を誘導したりしますが、実際にはそのマスコミの伝え方が大げさなだけで大したことがなかったにもかかわらず、辞任しなければならなかったというような議員もいたりします。それだけ世論というのはマスコミやその他のもので大きく変わっていくと言えます。

世論が未だに昔ながらのイメージを持っているものといえば消費者金融の世界がそうではないでしょうか。まだ消費者金融といえば聞こえは悪くないのですが、中にはサラ金という言葉を使うひともいます。サラ金という言葉を使えば、一気にイメージは悪化して、悪い人たちがやっている商売という風に考える人も多いでしょう。実際にその昔はヤミ金も多く、今でもヤミ金は多くはびこっているので間違いではありません。

ただ消費者金融というのはイメージを変えるため、そして正しい商売に変えるために、多くの人が努力をしてきました。そして今は法律ができ、最初の頃に比べてかなり厳しい法律が制定されてルール作りが行われています。このルールからはみ出てしまうのであれば、それはヤミ金であるとされるほど厳しいものであり、罰則もかなりのものになっています。また、イメージアップのためにグレーなとりたてなどをやめ、かつ多くの芸能人などを利用したCMなどでイメージアップを図っています。昔に比べて今は消費者金融も認められているのかと、多くの人が考えるようになりました。世論も少しずつではありますが、お金を借りるとか借金をするということ自体が悪いのではなく、消費者金融やカードローンが悪いのではなく、その利用の仕方が問題なのだというように動き始めています。

それでもまだまだイメージはよくありません。今後はもっと法律を厳しくしたり、さらに法律以外にも色々と消費者金融やカードローンに関してイメージアップが図られていくでしょうから、世論の反応も良くなっていくのではないでしょうか。

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