消費者金融のスピーディー化!影の立役者は基幹システム

近年は消費者金融の審査や融資のスピーディ化が目立ちます。

即日審査や即日融資可能なんて、そう珍しいものでもなくなってきました。

どこの消費者金融も負けじと、返済シミュレーションなどもできたり、融資可能かの簡単なチェックシステムがあったりと、これまではネットや電話よりも窓口でやったほうが早かったような業務が、すべてインターネットを介してすぐさま結果を得られるようになりました。

では、この消費者金融の急速なIT化が可能になったのはどうしてでしょう?

それには基幹システム(もしくは基幹系システム)と呼ばれるものの導入よるものなのです。

販売業なら販売や在庫管理、売上などの経理の管理に関するものを扱います。消費者金融の場合は業務やサービスの中核となるものの重要システムのことを指します。また、ICチップによる個人情報の管理や無人契約機などの審査機能などもこの基幹システムの導入によるものです。引き出しや返済に利用するATM機もそうです。

このように、昔はすべて人によって行われていた業務が基幹システムによって簡素化され、短時間で処理できるようになったため、より幅広く一般への普及を助けたといってもいいでしょう。

これまであまりプラスイメージがなかった消費者金融を明るくて爽やかなCMや広告が表の立役者とするなら、誰にも会わず、知られずにキャッシングの審査を受けたり、契約をするを可能にした基幹システムは舞台裏の影の立役者といったところですね。

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